早川素子

もうすぐ、エブリスタを始めて、7~8年ぶりに小説を書き始めて1年が経つ。 私は、作品を通して何を伝えられるだろう。 どんな作品が書けて、どんな作品は書けないんだろう。 作家として、どこまでいけるだろう。 ゴールのないマラソンを、ただひたすらに書き続けようと決心したのはいつだろう。 単純に、作家になりたいとボヤッと思ったのが小5.6のこと。 漠然と、雨宿りのような作品が書けたらと思っていたのは中学の後半くらいだった気がする。 起承転結のあるものや、上がり下がりや緩急のある作品じゃなくてもいいんだと思えて、日常を切り取るようになったのが、エブリスタを始めてから。 メッセージ性のあるものこそ読んでほしいけれど、読者の方も書き手の私も息抜きになるような作品でも、単純な笑顔の提供はできるはず。 深く読み取って、日常に反映させて笑顔になれる作品。 物語にほっこりしたから、笑顔になれる作品。 ギャグ要素でクスッとでもお腹を抱えてでも、笑える作品。 沈んでいた心が、浮き立つためのきっかけになれるものが書きたい。 1年前の私より、今の私が成長していたらいい。これからも、成長していくから。 伝えたいことが、多くの人に伝えられる場所に立つために。残していきたいと思ってもらうために。 あと5日で、1年。 早川素子が、再スタートを切って、生まれ変わってから1年。 まったく書けなかった私が、この1年でたぶん30作ほど短編を書けたこと。 作品の良し悪しはあれど、一つ進めた実感がある。 常に課題を見つけて、一つ一つクリアしながら、地に足を付けて進んでいこう。 作品や、エブリスタを通じて出逢えたすべての人に感謝致します。 願わくば、みんなが笑って過ごせる日々を。
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