藤白 圭

北風と太陽というパブリックドメインを使った物語。 北風の心が本当に細やかに描かれていて、彼の「ごめんなさい」に胸が痛くなるほどでした。 北風が冷たく。そして、周りを寒くさせていること。 それが、自分がしたくてしているわけではなく、自分の存在自身がそうしてしまうという運命に心を痛めている。 そんな風に考えると、北風がとても愛おしく、そして、北風と太陽を再度読みたくなりました。 私達も、ふとしたところで無意識に人を傷つけていたり、ふとしたところで無いものねだりをしたり、ふとしたところで考えし過ぎていたりしますが、この物語はそういった「心」の在り方を、考えさせてくれる素敵な作品だと思いました。 幼稚園や保育園にいる多くの子供達に読み聞かせしたい。 そんな温かな作品をありがとうございました。
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快紗瑠さん、レビューありがとうございます♪ そうです。知らない間に誰かを傷付けている、そういうことを書きたかったんです♪ そこを読み取ってくれて嬉しく思います♪ 子供たちに伝わる物語になればいいなと思います♪ いつも感謝です♪

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