僭越ながらレビューさせて頂きます。 ヘタレ柏木の漢を見せて貰いました! 途中、何度もヘタレだろうとツッコミを入れてしまいましたが、よくよく考えれば、普通はこうなっても仕方がないのでは? と思ってしまいます。 全体の感想は、テンポがよく、駆け引きや心の声が面白おかしくて楽しめました。泉との掛け合い、谷木との駆け引きは秀逸で、ドキドキしながら読み進めることが出来ます。物語の起伏が素晴らしいのだと思います。 そして、視点が変わると泉もこんなに印象が違うのですね。そこは驚きました。また、個人的に明子は好きなので、柏木に自分がなったつもりで、自分を応援したくなりました。 さらに、ランニングポリスとしての出番でドーピングや事件に巻き込まれる展開は、読者を惹き込みます。その起承転結の転の部分からの展開が秀逸。伏線の回収をしっかり行いながらも、柏木は柏木だった! 彼の心の声が面白すぎて、声を出して笑ってしまいます!  全てが終わっても、泉の正体も知らずじまいなのですね。それが柏木にとってよいことだと感じました。成長した柏木には、泉は泉であって、それ以上でもそれ以下でもないのだから…… ミステリー、笑い、恋愛と多くの要素が盛り込まれ、それでいて綺麗に纏まったとても面白い物語。 誰でも楽しめるレベルの高い作品です!
1件・1件
タッくんさん、こんにちは!! うわぁ~!!!!!! 鳥肌たったぁ~!!! 勿体無いお言葉の数々!!! 泉を読んでいる途中に、急きょ柏木に変更してもらったというのに・・、これほどまでに、柏木を大切に思い、寄り添ってくださり、感謝でいっぱいです!! 柏木は、普通の男性を意識しました。 ヘタレだし、好きな女の子がいても風俗で天国へ行けちゃったり(笑) でも半面、純粋で、真面目で、一生懸命で・・。 だから、みんなから可愛がられています(特に谷木さん・・w) そして、同時進行に「泉春香」があります。 柏木の日常の裏には、泉の日常もありました。 あぁ~・・なるほどな・・と、思っていただ

/1ページ

1件