春瀬由衣

読ませていただきました!面白かったです。まるで人類の始祖を思わせる男女、禁断の果実を思わせる実。鳴き声は単調だがテレパシー的ななにかでコミュニケーションできるという設定が、現代人が失ったなにかを想起させます。 その二人が人類の始祖ならば、深い森から草原に出たシーンが現代へと繋がる訳ですが、彼らの一歩を進歩とみなすのか退化とみなすのか、或いは彼らが持っていたものとこれから失うもの、という対比を特徴付けて草原に出るシーンの前後を記述し、そのシーンをより印象付けたらメリハリのある短編になると思います。

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