あーまりいさんのお話、やっぱり好きだな。 そう思う一作でした。 やわらかな空気だとかそういうのが物語から感じられます。 このお話をやわらかにしてくれているのが植物の描写。 難しい表現を使っているわけではないのがすごく素敵ですね。 書き手なので、どうしても自分にない部分を持っている方っていうのは素直にすげぇなって思います。 それもひけらかす感じじゃなく佇んでるくらいのがとっても好感がもてるのです。 こちらは他の作品の番外編、エピソード0といったところでしょうか。 なので、おそらくはそちらを読んでいなくてもこのお話の良さが伝わると思いますし、 これを機にそちらを読んでみるのもオススメ。 春のやわらかい日差しの中で読んでほしい、そんな一冊に仕上がっていますよ。 ぜひぜひ一読を☆

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