更紗

レビュー書かせて頂きます。 曼珠沙華。日本だとオレンジが主流ですね。しかも葉がない。西洋リコリスはいろんな色があって綺麗。薄いピンクは可憐で死の影なぞどこにも感じさせない。 主人公の魂は曼珠沙華のゆりかごから母親の体の中の畑に戻り産み直されました。 重き時間を過ごし、新しい命を生み出す責を負った彼女にそっと寄り添い伝えたいですね。 命日は新たな誕生の日と。 静かに染み入る作品です。 更紗
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更紗さま☆ こちらにもレビュー、ありがとうございます。 拝読して目からウロコです。 曼珠沙華のゆりかご、この表現が入っていたら一気にグレード上がりますね。 本作を書く上でそうとうに彼岸花を調べ倒しました。リコリスのページにたどり着いた時は現実逃避クセが発動してしまい、しばらく思考停止していましたよ。 淡い色目が多いのでまったく死のイメージなんてないですものね。 その辺は日本独自なんでしょうね。 最後は彼女も死んでいくのですが、運命を背負ってもなお逃げずに生を全うできる強い女性、そんな自分になりたいという作品でもありました。

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