佐崎らいむ

ラストのオマケ部分までひっくるめて、とても楽しませてもらいました。 最初、新井部長が主役だと知って、どんなビジネスものになるんだろうと思っていたんですが、とんでもない。 想いもよらない、大人の恋物語でした。 最後、どうなっていくかを1行で言い表すことはできますが、そこまでの工程が本当に奇想天外。 毎回、「え、え」って感じで、部下である女の子に翻弄される、バツイチ子持ちの新井さん(45歳)を、はらはら(ニマニマ)しながら見ていました。 あの、美しくも気性の激しい栞奈。仕事はできるし優秀な部下ではあるんだけど、新井さんに対しても、いろいろ手厳しい。 これは新井さん、いつどこで、だれと恋物語になるんだろうと、真剣に思っていたんですが!(笑)……本当に彼女だとはw 最後まで読んだ読者なら分かると思います。これはSatoriさんにしか描けない大人の恋。 なにしろ栞奈という女の子がとにかくいろんな意味で普通じゃない(笑) とんでもないんです。激しさも可愛さもいじらしさも。 子育てにも、自分自身にも自信を持てない新井さんが、いったいぜんたいどうしてこんなラストを迎えることになったのか。 とにかく最後まで読んでみてください。 会話ひとつ、仕草ひとつ、本当にキャラの人となりがびしびし伝わり、感情の変化にこっちまでドキドキして、ああ、これが恋愛なんだ!って気づかされます。 Satoriさんの恋愛ものは純愛にしてもサスペンスタッチにしても全部好きですが、今回は本当に「大人の恋」だっ!!っていうのが実感できます。 そして、新井さんの相談相手に坂巻君を起用してくれた作者に、更に感謝。最高のアドバイザーでした(そして癒しでした) ああ、ラストの新井さんのあの表情に、こんなに心が癒されるなんて(笑) そして、おまけは……、ちょっと宿題をもらった坂巻君のプチ奮闘記。 これは、この『七色』から派生したシリーズのファンにはまた堪りません。 あの彼らが友情出演。 ビジネス小説でもあるこのシリーズのラストを飾るにはふさわしい、とってもいい感じのオマケでした。 隅から隅まで楽しめる、そして恋愛小説初心者(私だ)には、めちゃくちゃ勉強になる、とても素敵な物語でした。 次回も楽しみにしています!
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らいむさん最後まで読んでくれてありがとう♪ ふふふ……。こんな恋愛小説って(笑)普段恋愛いっぱい読んでる人からしたら「ナンダコレ;」だろうけど、普段読まないからこそ面白いのかも?w 結構この年代の人落とすのは、両想いでも難しいと思ったり。 仕事はめちゃくちゃ忙しいし、いいなと思う子がいても、女を口説き落とす気力が沸かないんじゃなかろうかと。そしてお子がいればなおのこと……。 新井的には「こんな美人が俺のことを好きになるはずがない」みたいな気持ちもあって、真に受けるのが怖かったりもするのかな~とか。トラウマもあるし。で、踏み出せないところに、「えいっ」って←w でもそれも愛情表現だと思うと可
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うわ~~~! 佐倉さんがまきまきに栞奈式アタックをするシーン(あのソファの)を思い浮かべて今萌え死にそうになりました(*//∇//*) 無いよね!絶対ないよね!でも有料でいいから見たいです!(*`ω´。)。。←壊れ気味 そう、いくら新井さんが可愛くて素敵なおじ様でも、まきちゃんは別格なのです! ああ、まきちゃんの焦る顔が本編で見たい!頼みます(もう脅しのレベル)
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