大和撫子

う~ん。これは、物書き、画家、漫画家、彫刻家、作曲家など、クリエーターと呼ばれる方々、またそれらを目指す方なら少なからず頭を過ぎるお話ではないでしょうか。 ただ、公言しないだけで。 誰しも気づいているけと気づかないふりをしている闇。 そこに剣を突き立てた。そんな風に思いました。 その勇気にまず脱帽です。 淡々とした語り口の中に、ほとばしる作者の情熱を感じさせます。 失望のままに終わるのかと思いきや、ラストの希望。 まさにパンドラの箱を思い出しました。 人々はこの最後に残された希望に、何を思うのでしょう? 考えさせられる作品でした。

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