猫熊太郎

 サークルトピックから来ました。  辻レビューですが、よろしくです。  更新分まで読んで、かなり質の高い作品だと感心してます。  ミステリーとしての要素も然る事乍ら、「いじめ」という題材にかなり切り込んで描いています。  その事件性を局部的に切り取って見せるのではなく、学校側の体制を含めた背景などからきっちり書き込んでいる点――  ドラマというか、臨場感が生まれています。  引っ掛かる部分としては、主人公のアリスに隙が無さ過ぎて、人間味がまるで感じられない部分でしょうか。  「この子、機械でできてんの…?」という具合です(笑)   彼女の”鋼鉄”の由縁が両親の英才教育の賜物だったとしても、ちょっと不自然かなと…。  所々「彼女も普通の女の子」的な説明がありますが、具体的なエピソードが特に無いせいで読者は置いてけぼりでしょう。  というのも、この箇所のせいでイマイチ感情移入というか――話にのめり込めなくなってます。  ただまあ、ミステリーもので”探偵(ホームズ)役”が最強無敵なのは仕方ないのかもしれません。  しかしその場合は、所謂”助手(ワトソン)役”を登場させて、読者に合わせたストーリー進行を心掛けないと読む人は離れてしまいます。    ですが、主人公のアリスは「いじめ」を受けて孤立してる状況なので、都合よくワトソンみたいなキャラを放り込めないのが如何ともし難いです。    オチが明らかになってないミステリー作品に評価を付けるのは流石にマズイので☆評価はしません。  それを期待していらしたら申し訳ないです。  ただ、そういう意味でも本当に結末が楽しみです。  もう一人の『アリス』の死の真相、そして学園に根ざすこの「いじめ」問題にどう決着をつけるのか。   わくわくしながら更新を待っております(・△・)ノ
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こんにちは、稲穂かえるです。 レビューありがとうございました。 貴重な感想とご意見を嬉しく思っています。 熊猫太郎さんのレビューを読んで、もう一度自分の作品を読み返してみました。 視点が変わった事で、見えていなかった事が少しですがわかりました。 熊猫太郎さんのご指摘どうり、主人公は私の主観で書かれているなと感じました。 たしかに主人公の魅力が伝わりませんね。 主人公はとても魅力的な女性です(私が勝手に思っているだけですが・・・(笑))その魅力が伝わるように構想し直してみます。 私も「アリス」も、もっと成長しますので、またご意見を聞かせて頂けると幸いです。             
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こんちわー(=´ー`)ノ  アリスが敢然といじめに立ち向い、悉くを打ち破ってく様は確かに爽快感があるのですが―― やはり完全無欠過ぎるという感じが残ってしまいますね。 彼女がもっと歳を経ていて、それが多くの経験や挫折の上で出来上がったものならまだ説得力はありますが…。 やっぱり、歳相応の「脆さ」や「未熟さ」というのは魅力でもあると思うのです。 「不完全さこそを人は愛す」という言葉もあるぐらいですから。 そこらを上手に描写できると、アリスの存在がもっと身近になって多くの人からも愛されるキャラクターになる筈。 まあ、あくまで一個人の感想ではあるのですが(≧≦) ともかく、本当に結末

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