天瀬マリナ

ヒロインのハルコは何故死ななくてはならなかったのか── 本作品を読み終えてずっと考えていたことでした。 気のいい戦友たちに囲まれ、戦地とはいえそれなりに幸せだったハルコ。 人口知能・愛ちゃんとの別れ、そして撃墜、負傷とヒロインの運命は暗転して行きます。 淡々とした乾いた文章ゆえに、なお一層掻き立てられる深い悲しみ。 やり場のない理不尽さと戦争の酷さを書き上げた作品でありながら、登場人物すべてがいとおしく、大好きでした。 多分、また何度も読み返すと思います。 心に残る作品をありがとうございました。
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レビュー、ありがとうございます。(#^.^#) 物語のように高齢者が戦地に行くことはないと思いますが、社会情勢を見ると自衛隊が戦場へ出る可能性は高くなっていると思います。(>_<) そうしたことを高齢者を隠れ蓑にして書きました。 世界から戦争が無くなりますよう、人々が他者に寛容でありますよう、それを願うばかりです。 本当に、ありがとうございました。<m(__)m>

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