まず説明文をざっと見た時に「あぁ、番外編か……」と少しだけ気が重たかったのです、実は。 というのも、企画などで参加してる番外編などは時折初見の人間にはお話の世界がわかりにくかったり蛇足だなと感じるエピソードがあったりするのです。 こちらの作品はそういう部分で蛇足だなと思うのは、しいてあげるとすれば短編の割には登場人物とそれにまつわるエピソードが若干多いかなと思いました。 それは初見の人間に読ませる番外編としては不利なのです。 ただ今作はそれをカバーするどころか凌駕するような内容になっていました。 海外で暮らす主人公を軸に、文化のギャップを非常に巧みに利用しています。 桜は一般的に日本らしさをあらわすもののひとつに挙げられますが、それを海外の視点も用いることで非常にきれいに浮かび上がっています。 私は日本以外の文化に触れる機会はほとんどありませんが、そういう人間にも海外から見た日本、桜のイメージをあたかも外側から見たように感じさせてくれるこの作品はとっても素敵でした。 とってもビューティフルな物語でした♪ごちそうさまでした。
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コメントありがとうございます! とても細やかな指摘……めっちゃ参考になります。 シリーズもののひとつなので、こういう場で出すのは控えた方がいいのか……読者さんに優しくない仕様かもしれない……と散々悩みました。 (結果的に「書いたし読んでほしい」欲に負けましたが) 裏テーマは和●総本家ばりの「日本っていいなぁ」だったので、伝わってくださればとても嬉しいです。 おそまつさまでした!

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