でん(休)

作品の終盤、大学生の主人公がまるで、まだまだ華奢な肩を震わせる小さな男の子に見えました。 大切なひとが本当に昇天してしまう四十九日を終えて間もなく。 目の当たりにした、そのひとが愛した知らない特別な時間。 思いがけない風に湖面がざわつくような主人公の心情が、行間から押し寄せてきました。 それでもけして読後感が苦くない理由は、ラストの一文に尽きるのではないかと。 「小さな男の子」は(少しばかり時間を要するだろうけれども)きっと、主人公が憧れた故人のような「男」になる。そう確信できます。 拝読できてよかったです。ありがとうございます。
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┗○バタッ(嬉) で、で、でででんさーーーん! 花の咲く街にレビューありがとうございましたm(__)mこれは本当に大昔に書いたもので、ものすごく恥ずかしいのですが、暖かいレビューを頂いて身悶えしております。主人公が少年に見えたと!そうかもしれません。そのお言葉、なんだか嬉しかったです&妙に納得です。 思いがけない風に湖面がざわつくような主人公の心情が、行間から押し寄せてきました。 ↑これも嬉しいです。行間を読んで下さって! 本当にありがとうございました!
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