「勝手気ままに休憩しにやってくる  図々しくも馬鹿な男は妻帯者」 妄想コンテストの「夜空への願い事」参加(予定だった)作品であることと、この説明文を読んで、不倫に悩む女性の切ない物語かと思いきや… 作者様の本領発揮。女性は何もいつだって既婚男性に振り回されるその度に、枕を涙で濡らしているわけではないのです。 家に入れる。珈琲を、紅茶を入れてやる。身体を重ねない、横柄な男に悪態をつくその時間はあってもなくても構わない些細なもの。だけどだからこそ、悪くない。 誰もが「愛しい人」のために祈るわけじゃない。 女は現実的だ。一人で立って生きていくことが、どれだけエネルギーを要するか知っているから。 「私が私でいられるように」主人公は祈る。この主人公の祈りに勇気をもらう読者もきっと多いに違いない。
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こんな作品にもレビューをありがとうございます(;_;) これはちょっと、失敗したかなぁと思っていた作品でした。私なりに大切なエッセンスを込めたつもりだったのに、物語がどうも胸に響かないというのか、心に残らないというのか。。 だからこそ、なんだか勇気付けられました。 そう。 “だけどだからこそ、悪くない” この感覚は、共感できる人は少ないんじゃないかと思ったからこそ表現した主人公の人間性でした。 なんだろう、ちゃんと落とし込んだエッセンスを拾って理解していただけたのがこのレビューで分かって、嬉しくなりました(*´ω`*) 素敵なレビューを本当に、ありがとです!
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そうなんですか(゚д゚)! 後で読み返してみて、なんか違ったな…って思うこと、私もありますー!; でも主人公の心情が飾っていなくて、リアルで… 恋が全てとは言わないけど、恋の影響力が今よりも大きかった10代の頃ならいざ知らず、今ならきっと、私も自分のために祈るなあって思いながら読めた作品でした。どこか憎めない大崎もいいキャラですね!
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