私自身も最後の数行で読者の魂を抜くような作品を狙って書いていますが、これは本当に見事です。 そして最後まで読んでから読み返した時に初めて気づく、表現の絶妙さ。 あの時、引きはがされた手は果たして、離れたのか、離したのか。 その後に続く、響子のつぶやきがまたもう。 良いものを読ませていただきました。

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