深瀬はる

「南部・津軽戦争」完結いたしました。 妄想コンテスト応募ということで、10000字に収めるのに苦労しました笑 wordとエブリスタで字数カウントが異なっており、wordではギリギリ字数内に収まっていたのにエブリスタでは余裕でオーバー。これには参りました笑 本当はもっと描きたかった部分もあったのですが、泣く泣くカットせざるを得ませんでした。ただ、思い描いていた全体のストーリーは書ききることができたと思っています。 カットした部分の一例としては、 南部軍の沢村瑞穂中尉はもともと津軽出身で、父親の転勤の都合で小学生の時に八戸に引っ越しています。父親は県外出身なので津軽から南部への引っ越しに抵抗はないのですが、母親は青森県出身。言葉が通じないことはもちろん、津軽人が南部でどのような扱いを受けるかよく知っているので、なんとか転勤を回避できないか懇願し、また、実際に引っ越したあと、沢村中尉は小中学校時代はイジメにあうというシーンがありました。 (フィクションです。本当の青森ではこんなことはないです!) 沢村中尉はおかげで南部弁と津軽弁を両方話すことができ、しかも、第二独立召喚連隊長である田村秀人大尉は彼女の幼馴染という設定です。本編ではこの二人が会話をするシーンは削られておりますが、共に片想いしていた相手(つまり実は両想いだった)と戦わなければならない葛藤を抱えながらも刃を向けるシーンを予定しておりました。 青森市での戦いでは、第二独立召喚連隊、第三独立召喚連隊が登場しますが、もう一つ、本編では削除しましたが第五独立召喚連隊が登場する予定でした。 ご存じ、ねぶたです。 弘前市での戦いは、もっと詳しく描きたかったのですが、本当に最低限の描写とせざるを得ませんでした。 描ききれなかったところを挙げればキリがないのですが、ベストは尽くしたかなぁという感じです。 加筆版は書きません(存在しません)。これが最終版で完成版です。 最後に改めまして、青森県民の皆さん、フィクションとはいえ色々ごめんなさい。

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