17年寄り添って、長く長く付き合ってきたから、離れてからしばらくは僕を通し私のことを確かめる事ばかりだったよな感じがして。 呼びかけても「もういないんだ」と分かっているんだけど、何だか調子良く「来たよ」なんて言って出てきそうな気もして。 朝焼けの中で、ふっと現れてきて唇をそっと指でなぞってきそうな。そんな悪戯をして、ふと17歳のまま現れる気がするんです。 ミキは僕の中で笑ったまま。独り占めしないで半分くらいはこの笑顔を僕らにも分けて欲しい。 朝から読むと胸が青いコロナにじわっと滾る。凛と響いた物語でした。 ありがとうございます。
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レビューありがとうございます。 自分の作品の中でも随分と変わった作品に仕上がったと思います。もともと世界を閉じないで終わらせたいと書いているので、いろんな想像を膨らませてくださると、すごい嬉しいです。 僕もいつか美樹に会いたいです
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