唐沢由揚

(あとがき後半です。下からお読みください) アイドルがきっかけで人生が明るくなったように、アイドルは人に希望を与えることが一番の仕事だと、ファンとして考えます。(高校時代合唱部だったので)合唱の発表でガチガチに緊張してたのに、アイドルは心から楽しげにファンにパフォーマンスを披露する。いや、もしかしたら舞台裏では想像できないほどに固まってて、頭が真っ白になってるかもしれない。それでもファンに笑顔を届けたいと思い、その緊張を吹っ飛ばして舞台に立っているのかもしれません。 未だにドルオタという立場でしかないのに、アイドルの内面を描くことは、まるで彼らに理想を押しつけているようで、執筆時は自分の行動自体に迷いがありました。もしかしたらファンに笑顔を届けるより、お金や名声が欲しくて歌って踊ってるのかもしれない。綺麗事しか書いてないのかもしれない。 しかし前述のアイドルの高校生育成ゲームをプレイしていて、ファンに笑顔を届けたいと言う人は実はあんまりいないのです。びっくり。あるユニット(推し)は個人主義的でパフォーマンスを見せればいい、他のユニットは学院内を制圧するために魅せている、別のユニットは自分たち、衣装、舞台装飾全体を芸術と捉えている……本当に色々な考えがあって、もはやアイドルの概念が覆りそうなものでした。私の人生に革命が起こりました。 とにかく、自分の書きたいアイドル像を書こう。そう思って筆を執りました。 読んでくださった方、スターをくださった方、コメントをくださった方(毎週スターをくださっていることも存じてます)、本当にありがとうございました。所詮は素人の作品なので、これが私の考えるアイドル、といったものです。ですが、彼らも彼らなりに輝くことができた、と一安心しております。 いつかまた、番外編を掲載する……かもしれません。たぶん…… それでは、長文失礼しました。ここまで付き合ってくださり、ありがとうございます!!

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