春瀬由衣

(応援) 主人公は竜の卵の密猟人であり、出会う少女も王女であることを隠している点でどちらにも後ろめたい点があると言えます。 しかし竜の仔ペルーシャを交え、二人は惹かれあっていく……そして少年は少女の秘密の存在に気づきつつ、少女が話したくなるまで話題にするのを避けたりします。 前半の、丁寧に描かれた二人の冒険の始まりと徐々に明らかになる少女の素性。そして後半に、大陸を滅ぼしかねない危機が迫ります。そこからは怒濤の展開。 柔らかい語り口はどこか、幼い子供に物語に乗せてなにか教訓を送ろうとしている老人のようで、ファンタジーながら深い味わいを感じさせます。 完結おめでとうございます(^^)面白かったです! 春瀬たぬき・∀・)ノ

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