苺飴

(応援) 血と肉の腐った臭いのする戦場…そこかしこの死体の山…。 作品間違えたかと、慌てて表紙に戻っちゃいました。 バスで二時間、そこから徒歩で約三十分、悪路の山道を登った先の人里離れた民家を、伊庭が訪れる所から物語が始まります。 自然豊かで訪れる人もなく、静かに暮らす美青年の俊晴。 俗世間から離れた不思議な空間で、淡々と進んでいくかに思われた作品ですが…。 この先は、もう是非読んでみて下さいって感じです。 普通なら誰もが羨むと思うんです。 ベストな見た目の時期で両方持ちですよ。 でもずっと、むなしく悲しくて寂しかったんですね。 なぜ自分だけが…と。 タイトルも含め、色々考えてしまう作品でした。 でもちゃんとラブもありますし、ハピエンです。 読み終わった後、ほっこりした気持ちになりました。 是非是非読んでみて下さい。オススメです。

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