ありす

(応援) このご時世、SNSをしていない人間のほうが貴重な存在。 現実社会そのままのように見えて、どこかしら虚構も入り交じるSNSの世界。 いわばエブリスタもそのひとつなわけで、SNSと切っても切り離せない現代人にとって、それを念頭に置きながら読んでしまうと、もう何とも言えない恐怖感に襲われます。 AIといわれる人工知能は、こちらの好みの音楽や記事や番組などを分析して提供してくれるので、とても便利です。 でも、こちらの意図や意向まで汲んでいるわけではないのですよね。 逆に言えば、そこまでされたらそれぞれの個の意味合いはどこにいってしまうのかなどと、深く考えさせられるのですが。 ヒヤリとするのは、それが為のAIの行動です。 無機質な無邪気さとでも言えばいいのか……。 本当に、とても効果的に組み合わされていて、思わず手に汗握る思いでどんどん展開に引き込まれていきました。 人工知能が進化するに従って、本来人間にしか許されないゾーンまで侵食されていくような、『自分』をどんどん掠め取られていく心地と、呼びかけられる「元気?」の一言。 これはもう、最後ぞわりと肌が粟立つこと請け合いです。 絶対にありえないとは言いきれない。どこかの誰かの身に、もしかしたら明日にでも自分に降りかかるかもしれない。 梅雨時のまとわりつく湿度を思わせる、何とも中毒になりそうな作品でした。 ありがとうございます(*^^*)
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こんばんは。 なんという素晴らしいレビューですか!? しかも応援レビューにしてもらっているなんて、嬉し過ぎる。ありがとうございます。 SNSやAIは便利さと怖さを孕んでいると常々思っていたので、それを作品にすることが出来て満足しています。 そこへこんな嬉しいレビュー(*≧∀≦*) ☆深く作品を読み込んでいただいたことがよく分かるうえ、ありすちゃんの文章力が素晴らしいです。 レビューが素敵~と読み込んでしまいました。 また頑張ろうとパワーをいただきました。 ありがとうございました。
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素晴らしい作品だったので、レビュー書くのに苦労しました~(*>ω<*) 本当はもっと言いたいことあったんですけど。 コンプレックスばかりの主人公の名前が優子、とか。 お姉さんが幸せだと自分もSNSでは幸せになれるから、とか。 人間の複雑な心理が見事に詰まってるなあって。 都市伝説でもSi○iにまつわる怖さとか度々取り上げられていたりしますもんね。 便利なもの=反転すると恐ろしいもの、とジワジワきました(;>艸<;) Uranusさんの作品、また楽しみに伺わせていただきます(っ´∀`c)
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