haori

ふたたびこんばんは(^ ^) レビュー失礼します。 顔を見ない「メッセージ」で繋がっている2人の女性。お話は、 その2人の「メッセージ」のやり取り 2人の過去の話 2人の一方である女性と、そのお世話係的女性との会話 で構成されていくわけですが――。 ラストまで拝読すると、女性が3人出ていて、更に三人称であったにもかかわらず、3人のうちの1人に視点が固定されていたのがわかったような気がしました。その1人に固定されていたことで、私という人間の心はその1人に寄り添うようになっていき、それを待っていたかのようにあのラストですから。「ゾクっとしたいときにどうぞ。」と表紙に書いてあった理由がよくわかりました。 さて。本作において重要な要素と思われる「うつ病」ですが、実は私の身近にもこの病に罹った(いまも完治はしていないので、正しくは「罹っている」かもしれません)人間がいますので、メッセージで伝えられてくるうつ病の彼女の様子に、いちいち頷きそうになって、でもうつ病の人間の身近にいる人間としては頷こうとする自分を止めたくもなったりで。つまりそれくらい、うつ病に罹ってからはメッセージだけの存在なのに、その状況が見えるようなリアルを感じました。 …相変わらず、まとまらないことを書いてますね(^ ^; 色々思うところのあるお話だったので、頭の中がまだうまくまとめられていないのだとご理解いただますと幸いです。 ぞくっの待っているお話、堪能させていただきました。ありがとうございました(*'ω'*)
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haoriさん、レビューありがとうございます。 最近は三人称でもなるべくひとりに視点を固定して書くようにしています。やっているうちにこれが自分にあっているように感じてきました。 本来なら一人称のほうが感情移入しやすいのかもしれないのですが、今作では入りこんでいただけたようでとても嬉しいです。 つらい経験をお持ちのようで、そこを思いださせるような作品で申し訳ないと思いつつも、リアルといっていただけてとてもほっとしました。こういうことをテーマにとりあげると、やはり実際に苦しんでいる方やその身近の方もたくさんいらっしゃるわけで。失礼な作品になっていないかといつもどきどきしています。 あたたかいお
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お忙しいところ、ご返信ありがとうございます(*'ω'*) 実は拝読しながらお話の結末予想をしていて、その予想は「このメール相手の彼女は、こういう弱気を見せることで、もしかして主人公の彼女を取り込む(自分との共依存関係に引き込む)つもりでは?」というもので、こう予想しているときは、うつ病であることも疑っていました。ところが、メール相手のお母さんが出てきたところで、「あれ? 家族と一緒に住んでいる? それにこの会話…ということは、うつ病は嘘じゃないのか。それに、予想した結末にはならない?」となり、そこからは「どうなる? どうなる?」という思いで読み進めて行きました。 と、蛇足と
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