もしもあの時……なんて考えることは誰にだってあるもの。失った時に感じる切なさや哀しみを本作ではより深く描かれていた所がとても印象的でした。 最後のシーンが圧巻でした。そのラストに繋がるのはやはり主人公や彼女の生き様。優位の逆転現象と言うべきでしょうか。その落差がちょうどよく感じました。主人公は冷めてても彼女が狂気じみても、あざとくないんですよね。 2人の関係性も少し複雑な状況ですが、すんなりと少しずつ情報が入ってきて、彼女の中にある想いがどこか哀しくて、本作を読むなら、彼女目線で読むと面白いかもしれません。 短いのに、人間の心情が読者に伝わる素敵な作品でした。 これからも頑張ってくださいねー!!
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ぽぽあっとさん~! このSSにもレビューをくださるなんて>< ありがとうございます! これ、特別感情が微妙で、感想が書きにくかったんじゃないかと思うのに、すごく伝えたい部分を捉えてくださって、感激しています。(作者でも、時間がたつと忘れそうな感情で(;_;)) >主人公は冷めてても彼女が狂気じみても、あざとくないんですよね。 ↑ここ、ほんとうに嬉しいです。 この物語の男女は、とても難アリな人たちなんだけど、責めてしまって終わり……と言う方向に持って行くのは、なんだか辛くて。 人間らしい歪み、醜さ、後悔、狂気、そんなものを、ひとつの別れの中に織り込めたらな……と。 想いを汲み取ってくださっ

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