餌取諄一

イベント参加ありがとうございます 23pからの空気が、それ以前とくらべて変わったように感じられました。 それまでの軽妙さは失わず、そこにしっかりと描写が乗っかることで作品としての完成度が高まっていくのをリアルタイムで感じることが出来ます。これはネット小説ならではの楽しみではないでしょうか。 話の流れとしてもちょうどそのあたりを境にしてダンジョンの残酷さが重厚に描かれるようになり、ストーリーとしてのスイッチが切り替わる瞬間を目撃することができます。 途中挿入されるカードゲームのフレーバーテキストのようなモンスターの説明は、最初は冗談のように書かれていましたが、途中から話の、恐怖感、臨場感を煽るものへと変質してゆき、読者を作品の世界へと引き込む一助となっています。 ダンジョンに入り、ダンジョンを抜ける――話の構造としては王道、しかしその描き方は他の作品にはない独特なスタイルで、一度世界に入り込むと非常に楽しめる出来となっている作品でした。
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有難う御座います。 なんというか、そう言ってもらえると、この物語が良作のように聞こえてくるから不思議です( ̄▽ ̄;) イベントからお越し有難う御座いました。

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