早川素子

うつ病が本題の作品。 鬱が人に与える影響は、けして自分にだけじゃない。 そして、責任感が強い人や完璧主義の人こそ、どこかで気を抜かなくては潰されてしまう病。 この中で真由紀は、「心の風邪」と言っていたけれど、精神病は心のガンだと私は聞きました。風邪なら少しくらいの無理も利くだろうけれど、ガンなら即入院しなさいって言われるでしょうって。 死に至る病。そう思っていたけれど、これを読んで本当に感染症なのかもしれないという恐怖を覚えました。 こういった作品が、作品として評価されて陽の光を浴びる場に選ばれたことが嬉しいです。後味が悪くても、みんな、もっと知っておかないといけないと思うから。 自身だけでなく、身近にも。意外と簡単に起こりうる病気。 この作品を書いてくださって、ありがとうございました。
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早川素子さん、はじめまして。 レビューいただきましてありがとうございます。 じつはこの作品を書いたとき、あとがきをつけていまして。それがイベントの文字数をオーバーしてしまったためにエブリスタさんから警告メールをいただきまして。(イベントの規定にあっていないです、という旨です)削除しました。 そこに書いたことは、私の知り合いのをモデルに書き起こしていること。また、少し前のことですが、広告代理店にお勤めで自殺された若い方のことなどが大きく報道されたとき、「どうして周囲の人はとめなかったのか」「たすけてあげられなかったのか」という声があって、ちょっと思うところあったということ。 いや、たすけた
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そういう事情があったんですね。詳細の返信、すごく嬉しいです。 助けたくても助けられない、それすごく分かるんですよ。私も、ちょっと鬱病とは違うんですが精神病を患っている方を知っていて。 その方は周りが反応に困ることに気付いていて、妙なことは言ってはいけないと今は殻に籠ることが多いんです。負の感情は連鎖することを、彼女は知っているようでした。 そんな経緯もあって、彼女を題材に、過度のグロ描写で脚色した作品を昨日丁度書き上げたところだったんです。なので、結果発表の選評を読んですぐに読みに伺いました。 内容が痛いほど分かるだけに、主人公に近い立場の私も苦しくなりました。 これは、鬱病の人ではな
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