以煦子

6/23の時点の展開でどうしても気になってしまったので。 レビューという形で申し訳ないです。 pp90~93ですが、片翼ちゃんの態度が不自然なことについて。 魔物(と便宜上呼ばせてもらいます)が人間を受け入れない理由を「迫害するから」と言っていますが、極論迫害されたくらいで死にはしません。 それに伴う「理不尽な暴力」があるから命が脅かされますし、彼女もずっとそうだったはず。 彼女達が怯え警戒するのは「差別すること」にではなく「暴力を振ること」にでなければおかしいかなと思います。 それなのに土足で彼女らのテリトリーに入り込み、理不尽な暴力で彼女の仲間達を完膚なきまでに叩きのめした「理不尽な暴力」の最たる象徴であるランスロットに絆されて受け入れかねない態度なのはなぜなのかなと? (ちなみにランスロットが「自分は迫害する奴と違う」と力説していますが、己の欲のままに暴力を振るという点ではどう考えても警戒すべき「人間」と同じで『大きな枠』や『少数』から少しも外れていません。それを棚に上げて口説いているのが非常に滑稽w) ランスロットは「命を脅かす存在」であり、「(少なくとも魔物にとっては)命を脅かす暴力を肯定」する者です。それを受け入れることは彼らが今まで信じて生きてきた価値観と反するように思います。 「俺は差別しない!」と叫ぶ反差別主義者に力いっぱい殴られたら被差別者は痛くないのか? そんなわけはない。痛いし命の危険すら感じます。だから問題は「差別」ではなく「暴力」ではないでしょうか。 ランスロットに対して片翼ちゃんが思わせぶりな態度を見せているけど、にべもなく「御免被る」って言った方が『普通なら』自然のように思います。 今までの展開上トリックがあったり何かしら回収されたりするのでしょうが、それにしてもちょっとここが不自然すぎるかなと思ったので。 自分も本当に気を付けなければと思う次第です。(こちらも2話後にそういう展開をこさえないといけないので教訓になりました) 長々と失礼しました。 それでは続きを楽しみにしています(^^) ※このコメントは削除しても構いません。 以煦子
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コメントありがとうございます。 ランスロットの価値観ですが、基本的に彼は『殺していないから大丈夫だろうが』と胸を張って言える人間です。売られた喧嘩は最強への踏み台に利用するし、強い奴を見つければ率先して喧嘩を売ります。相手のことなんて一切考えずに。 『ガキに核兵器の発射ボタンを待たせた状態』と言いますか、不相応な力を獲得してしまったと言いますか、コンセプトとしては暴力以外は残念な子だったりします。元となったアーサー王物語の登場人物たちのエピソードも結構はっちゃけていますしね。 ですので一連のアレソレをランスロット風に言うなら『売られた喧嘩を買った。弱かったからもうやり合う理由はない。だから

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