サケは軽めの日本酒・・・やや甘口がいい・・・。 肴は、蒲鉾にわさび醤油か、無ければ油揚げを軽く炙ってくれ・・・。 はっ?無い・・・そうか、無ければいい・・・俺にはココロの肴があるから・・・。 こいつはなあ、うん・・・安心してサケを呑みたい時の最高の肴だ・・・。 大体だな、最近の小説は奇をてらい過ぎる・・・それはなあ、唐辛子みてえなもんだ。 唐辛子振らなきゃ読めないような小説は・・・ゴミだ。 ゲバルト、アルツナイ・・・ゼクス・・・こんなのを使わなくちゃ話が成り立たん様な小説は、豚の餌だ。 そんな小品の無い説界の中で・・・この作品は品がいい・・・。 ついつい・・・めったに呑まねえ日本酒が欲しくなる・・・。 俺達みてえな底辺のクズやゲスが読んでも心が暖まる・・・ こんな作品書ける作家は、今の日本にゃいないぜ? お前も、じっくりこの作品を読め・・・。 そして心が暖かくなったら、周りの人に感謝しろ。 この作品はそう思わせてくれるだけのパワーを持ってるぜ・・・。 俺は、ゆっくりと剣菱の温めの熱燗を呑みながら、じっくりとこの作品を読み直すとしよう・・・。 じゃあな、相棒! 新田 遼 拝 (有)ユウさん、失礼な言い方ですが『桃太郎侍』とか昔の良い時代劇を思い出してしまいました。 素敵な作品をいつも有難う御座います。
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新田さんのレビューをいただくと、毎回呑みたくて仕方ありません。 どうしてもひねりやあっと驚く場面がないと難しい時代なのかもしれませんが。 日常が、そして古きよき時代の時代劇が大好きなんです(笑) 素敵なレビュー、ありがとうございます!
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