【コメント】 - 小説投稿エブリスタ

龍は海に溶け天に駆けていく

僭越ながらレビューさせて頂きます。ラストまで拝見し、龍は海に溶け天に駆けていくの意味を理化して目頭を熱くしました。誰にでも過ちはあります。それが一生ものとなる刺青……辛い過去を背負った男の哀愁が涙を誘います。その上、一度助けた命に向かって礼を述べ、さらに自らの命を治験として使ってくれと……三井さんの男を見せた部分に惚れてもおかしくないでしょう。全体の構成は秀逸に計算され、繊細な表現が彩を加える。そこへ話の抑揚を織り交ぜ、読みやすくてなお重厚感ある作品へと仕上がっています。伏線の張り方、謎の解き明かし方、それらも秀逸でラストまで目が離せません。切なく儚く、それでいて爽快感や感動までも与えてくれる素晴らしい物語。レベルが高く、面白い作品です！

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更紗 2017/6/27 20:05

タッくんさんいつも暖かいレビュー有難うございますm(__)m タイトル。ネーミングセンスの無さ暴露です。そのままネタバレじゃん！になってしまいました( ；∀；) でも男気感じて頂けて嬉しいです(*´-`) 刺青のこと。仕事柄よく見るんですよね。若い人から高齢の方まで。今はファッションで気軽にタトゥーいれる時代ですね。見せて頂くと、中々ハイセンスなものも多いです。でも、やはり中には後悔されている方もいらっしゃる。そして病気は人を選ばない。お読みくださり有難うございました。今日はぐっすり眠れそうです(笑) 更紗