にしおかナオ

読ませて頂きました。筆者の文章の輪郭が詩の一篇のように柔らかくてとても優しく感じますね。意識して書かれているのでしょうか、輝く個性に感じました。序盤と終盤に見える暗くてじめっとした雰囲気を女の子の表情や所作が優しく中和してくれる展開がとても印象に残りますね。惜しむらくは主人公が”だれ”なのかという点でしょうか。筆者自身も後半まで明確化させることを避けることでの演出を狙っておられると思いますが、初見ではワンちゃんなのか猫ちゃんなのか、ヤマネコ座の件まで不透明なままで展開していくように感じます。主人公像をぼかしながらも、猫特有の弱弱しさ、愛くるしさをうまく序盤から表現できると描きたい輪郭をはっきりできるのではと感じました。
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レビューをいただき、ありがとうございます! 文章を詩のように、というのはこの作品を書く上で1番意識していた部分ですので、読者の方に実際に伝わって本当に嬉しいです。 主人公については今でもどう書けば上手く伝わるのか悩んでいます。にしおかさんのご意見を参考にして、これからの執筆に活かしたいと思います! ありがとうございました!
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こちらこそありがとうございました。 詩のテイストが得意のようでしたら、強調したい文章を独立させる、際立たせるのも一つの方法かもしれません。 連続した文章よりも、さも当たり前の文章でも簡潔にまとめたほうが、メッセージ性は強くなりますよ。今後を楽しみにしております。
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