無機質なはずのダンザライトを中心に、心や魂、夢幻の星々といった確かに生きている美しいモノが綴られる。 この鳥肌はなんだろう。 儚すぎて美しすぎて、あまりにも遠大。 この老人の切なる願いは、人と係わる者なら誰しも共感するところだろう。けれどこの人はそれを違う角度から叶える知識と術があった。 それを罪とするか必然とするかは、凡人の私には想像すら難い。 けれど、その心根は受け継がれていく。確かに、残っていた。 星に願う事の儚さと同時に、その強さを見たように思う。 この作品は本当に素晴らしい。 構成や表現力、テーマの深さは言うに及ばず。 ひんやりと冷たく暗い宇宙の中に、ダンザライドと共に星を見つける事が出来る。 その感動と切なさと歓びを、どうか多くの読者に味わってほしい。 一人でも多くの人がこの作品に触れてくれることを願い、ネタバレ設定にはせずにレビュー致します。 有難う御座いました。
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