読ませて頂きました。うーん怖い。あえて暗闇で読みましたが怖かったです。特にドッペルゲンガーは怖いですね、特に凶報をもたらすわけでもなく静かに近づいてくる感じが自然で実体験を基にしているという生々しさをこの静けさから感じました。物語の構成上のお話をすれば、筆者が恐怖体験のきっかけと綴っている”祖父”に関するお話、情報が大きなポイントでしょうか。始まりと終わりの部分に出てくる祖父に関するエピソード、この輪郭と因果がさらにはっきりすると、他のエピソードの体験にもさらに奥行きが生まれるように感じます。特に手記という前提を固めておられる作品ですので、一人称、主観に基づいた祖父に対する思いや体験に対しての強烈な考えや感情を表現していってもさらなる恐怖が生み出せるのではと感じました。蒸し暑い夜に程よく冷える作品でした。ありがとうございます。
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にしおかナオさん! 『怪談語りー実話録ー』へのレビュー、ありがとうございました! このような体裁とノンフィクションで書くのは初めてで、構成のことなど参考にありました。感謝です! 怖い話になっているのか...もちろん体験した本人は怖かったのですが、少しでも「怖い」と共感して頂けて嬉しかったです。 凪沙

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