【コメント】

東方撃鎚章

思いっきりベタな設定、展開の幻想入りでした。能力持ち帰れないー、香霖堂で武器調達ー、紅魔館に住み込みー･･･既視感が凄くてその後の展開がほぼ予想通りになるという驚きの鉄板具合。主人公が初見タメ口でぶっきらぼう、ヤレヤレ系で振り回されるタイプってのもあるある。それだけに個性は全く感じません。中身の描写も説明中で端折ってる事が多く、主人公が何を感じ、何を思ったか、何を食べたか･･･そういうのが一切伝わらないです。作者さんの中では明確なイメージが有るんでしょうけれども、書かなきゃ読む側には伝わりませんよという反面教師な作品。主人公の考えや感情の変化もそういう点が有って希薄でした。ベタな幻想入りのストーリーではあるので、懐かしさを感じる事は出来ます。それが唯一感じた魅力･･･ですかね。