赤羽道夫

最後まで読ませていただきました。 大長編の大河小説、読み応えがありました。 レイラとバーミー、カンテラ3人の大冒険。 そこで出会う様々な登場人物が、多くのクリエーターによるという参加型小説は、ネット小説ならではのアイデアに満ち、1人では創り得なかった世界が展開されるのは、書き手としてのワクワク感が大きかったのではないかと想像します。 願わくば、それに参加したかったものです。 大長編故、読むのも時間がかかり、これほどの長さになると、読む前から萎縮してしまうものなのですが、完結作品でこの物語はきっと決着がついているに違いないと思い、表紙の扉を空けて、ストーリーに中へと入っていきました。 作中の数々のエピソードはバラエティーに富み、作品の一貫した色が揺らぐ結果となりましたが、それもまたアマチュア同人誌らしいライブ感覚で、なにより作者様自身が心から楽しんで書いていることが文章から伝わってきました。 最後に、新たな旅に立つレイラたちに、素晴らしき出会いがあらんことを。

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