ジャーマネ

こんにちは。 ジャーマネです。 いよいよ夏がやってまいりました。 暑さが続いておりますが、体調を崩されてませんか? 地獄サイトに登場する 本田 孝は夏が嫌いなようです。 彼は大量の油蝉の声を嫌い、自分を睨みつける太陽を嫌い、風に揺れないでジッと見つめる木々を嫌っています。 暑さの鬱陶しさよりも、彼はそれらからの"視線"を気にしているようです。 普通じゃおかしいですね。 しかし誰しも一回はあるのではないでしょうか。 誰かに、いや何かに、"見つめられている"という感覚。 小学校、低学年の時の話です。 夏休み。 宿題に飽きてリビングの窓際で大の字になってうとうとしてました。 家には誰もおらず、雑音などは一切ない。 網戸の向こうから心地の良い風が部屋に入って来て、前髪が揺れたのを覚えております。 眠るか眠らないか、涼しい風に身を任せようとした時、頭の中で音が響きました。 チリ… リン… リン…。 それは風鈴のような、鈴のような。 弱々しくて繊細な音色でした。 それと同時に、私の頭上…、網戸を挟んだ屋外に何かの気配を感じたのです。 あ、誰かに見られている。 そう思いました。 そのままどのくらい時間が経ったのでしょうか。 音は止んだものの、何かに見られている状態が続きました。 しかし不思議なことに、その状態が心地良くて目を閉じたままふわっとした時間が過ぎました。 やがてその"何か"は、ふっと消えました。 それと同時に、私の繋ぎ止めていた意識もなくなり眠りに落ちました。 あれは、なんだったのでしょうか。 寝ぼけていたといえばそれまででしょうが、今にも胸にクッキリとその感覚が残っております…。 さて、話が長くなりました。 すみません。 皆さんにご報告がございます。 連載中の小説【地獄サイト】の閲覧数が5000突破致しました。 さらにスター数までも400突破致しました。 本当に嬉しい限りです。 皆さんのお力添えに日々、感謝しております。 ここまで読んで下さり、ありがとうございました。 体調を壊さず、夏を乗り切りましょう。 本編更新の方も努めて参りますので、何卒これからもよろしくお願い致します。 p.s. 当時 家の周りには踏むとうるさいくらい音が鳴る砂利が、敷き詰められていました。 ジャーマネ
1件

この投稿に対するコメントはありません