びつさんの小説は温かい。心にじわっとくる温かさです。
この作品は特にそう感じました。
そして、この妄想感想文シリーズは2度美味しいんです!
まず、対象の携帯小説(本作では『CHERRY=one night call=』)の魅力を的確かつ最大限に読み手に伝えてくれます。と同時に、びつさんの『合法的同棲はじめます。』のスピンオフとなっているので、こちらの作品のファンとしては後日談が読めるという楽しさがあります。
『CHERRY=one night call=』を読んだことがなくても感動するお話だとは思いますが、読んでいた方がいろいろニヤッとさせられます。
というか、この『サクランボ酒』を読んだら、『CHERRY=one night call=』を読みに行きたくなりますよね!
次回はどんな感想文を書いて下さるのか、とても楽しみです。
菊池 策