kくろおる

物語の挿入部は松本清張ばりのミステリーの匂いが漂って、読み手を物語の世界に誘ってくれます。 その文章の運び方は見事で、とても勉強になります。 中盤から話は意外な方向に進んでいきます。 ダークな話になりそうなところから、一気に人生のリベンジ的な話に色が塗り変わります。この世界観の変換は全く予想だにしてませんでした。奇想というのでしょうか。僕もこういったアクロバットな展開を目指して書いているので、見習わなきゃなりません。 素晴らしい作品をありがとうございました。 ※お父さんを殺さなければならないと思う動機が僕にはあまり見えてこなかったのですが、本当はもっと長い作品だったのでしょうか。
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くろおるさんレビューありがとうございます。 お父さんを殺そうと思った動機、他の方にも弱いんじゃないかというご指摘いただいたんですよね。 あえて描かなかったのですが、そのあえては読者に委ねます、色々想像してください。というニュアンスだったのですが、もう少し読んだ方にリードするような動機を描いたほうがよかったのかなと思っています。 ただ、そのあたりは私自身描きたくなかったというのもあり、描きたくなかった中でもその動機を読み手にこういうことなんじゃないだろうかと察知していただくことは必要だったんだろうなと思っています。 まだまだ自分の未熟さがあり、またそれをきちんと指摘してくださるくろおるさん、本
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そういうことだったんですね。なるほどです。僕の読む本は偏ってて、ミステリーばかり読んでいるので、そう思ったのかもしれません。選考委員に評価されてるんで、敢えて描写しないという意思は選考委員に汲み取られているはずですよ。本当におめでとうございます。またステキな作品を読ませてください。(^-^)
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