六花 夜

作者・ミワサクヤさんの強みのひとつである、丁寧で美しく自然な描写力に感嘆の吐息が洩れます。 夏の森の情景、ユーミンが焼いたクッキーの匂い。 生き生きとした個性を持つ四匹のやり取りと、彼らの動きや表情の変化。 読み始めると、周りの景色が静かに変わるようにユーミンがいる世界へ入り込めます。 ぜひおすすめしたい、大好きなシリーズ作品です。
・3件
ありがとうございます。 お褒めの言葉は素直に嬉しいです。が、自然や情景に対する観察眼と知識に関しては凪沙さんに敵わないなあと思います。ほんとに。
2件
そんな!とんでもないです。 久しぶりにユーミンに会ってきまして(´ω`)やっぱりうまいなぁと感動した次第です! 描写力もさることながら、カルタのシーンでJが「...はい」って自分で取っちゃってるところ、凄く可愛かったです。 リコとリタの性格、模様の表現や、ヴィーの浸りきれない優越感、かえる池に投げ入れた紫の花、少女の話を聞くユーミン...心に残る場面を思い出すとキリがない! そしてユーミンの過去が深く掘り下げられて。 あの、リコとの笑い合いへ持っていく構成は素晴らしいです。
1件

/1ページ

1件