うおおおおおおおお! 最後まで読んで思わずそう叫びたくなりました。 この作品、現代社会の色んなものを問題提起してくれてるなーって思います。 そして、歪鼻さんがアイコンにしてる鳥獣戯画を、なんとなく彷彿させました私。 今作品にはそんな魅力が詰まってるなと思います。 まず冒頭から。 夜中という時間帯に蝉が鳴く。あり得ないことではないそうなんですが、通常あまり起こりえない事象です。 そのことに対し、さして疑問を持たない主人公に違和感を覚えたのですが、それが物語を読むに従い、主人公の現状を鑑みると、「なるほどそういうことでなのかな」と理解がすすんでいきます。 作者はこの作品でなにを伝えたいのだろう、この描写の裏にある想いはどういうことなのだろう、と読み手に考えさせてくれる。こういう作品大好きです。 最後まで手を抜かずに世界観を全うしてる作品。おもしろかったです!
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