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星屑の町
うたうもの
2017/8/9 23:07
この時期だからこそ、いろいろと考えさせられました。 そしてちょうど地理学を学んでいたときだったので、風化など、現実にも起こる自然現象や人々の行ってきた所業の表現を詩的に表すとこんなふうになるんだと感心しました。 現実で起こることのほうが、幻想的な世界で起こることよりも悲惨で、残虐であることがままあります。 架空の町のお話でしたが、リアリティを感じる表現と人々の会話であり、現実への示唆としていろいろと学びました。 人間の所作や業というもの、そして災害を乗り越える勇気や力というものを、育てていければと思います。
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そらの蒼@スランプ中
2017/8/11 21:20
Σ( ̄◇ ̄)なんたる偶然。 広島は原爆により一度焼け野原にされましたが、平和公園の辺りは、当時は町で、人がたくさん住んでいてにぎやかでした。 しかし観光客には原爆投下の時から緑地帯があったと思っている方もいて『爆心地付近に人がすんでなかったのがせめてもの救い』と言われるそうです。 もちろん規模の問題でもないんですが…ヒロシマは特に語られやすいので余計にです。 事実は小説より奇なり。 人の優しさも時に残酷ですね。 小学生レベルの理科が好きで、こんな話に。 架空の世界だと『ただの作り話』と片付けられがちなので、現実の示唆と言ってもらえてうれしいです。 被災者本人には、慰めや励ま
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うたうもの
2017/8/11 22:36
そうですね、自分の場合、歴史や地理が専門になりますが、知らないということはときに残酷なことです。 人々の記憶から悲惨な現実があったことを“風化”させてしまっては、元も子もないのでしょう。 自分も、現実をより良きものにするために想像力、創造力があるのだと信じ、物語を作り続けていきます。 この時期だけおりこうさんのように思い出すのではなく、今でも苦しんでいる人、これから苦しくなるかもしれない人へ寄り添っていけるようにがんばります!
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