清水 誉

まずは妄想コンテスト優秀作品選出、おめでとうございます!\(^o^)/ エターナブルも拝読していて涙が出ましたが、今回も涙腺を刺激されました(笑) 己の存在価値について、誰もが一度は悩む時期があるはず。(あるよね?) 途中で自分がクローンだったと知った風間は、彼女しかわからない痛みがずっと心にあった。 オリジナルの過去の事件を知り、姉が本当は妹だったと知り、それでも誰にも何も聞けず。 苦しいよ!この時点で苦しいよ! でも今の科学技術、医療技術では、近い将来ありえそうな話でもある。 丁寧に書かれた描写は自分が宇宙を漂って地球と月を眺めているかのよう。 最後に出会った紳士は彼女の生み出した幻想なのか、同じ境遇者の道しるべなのか。 雄大な宇宙を漂う最後の瞬間、月へ向かう風間が悲しくも美しく思いました。 とても好きな作者様と作品なので、あえて個人的な気持ちを言います。 成人した彼女は非常にクールで、感情も表に出さないタイプのように思います。 でも彼女が自分がクローンだと気付いた後に、周囲の見る目を彼女自身が変えてしまったと思うのですよ。 静かに書かれた文体中に、彼女の混乱の描写がブラックホールのように存在すると、さらに引き込まれる気がします。 なーんて偉そうに言ってしまってごめんなさい。 ならお前書いてみろと言われても、こんなに美しく壮大な世界は作者様の様に表現出来ないんですけどね。 やはり作者様の作品は憧れます。
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清水 誉さんへ 今晩は。 レビューにお祝いコメント、さらには改善すべき点のご指摘まで丁寧に有り難うございます。 m(__)m 以前の作品で別バージョンも見たいとの意見を頂き、心に引っ掛かっていたのですが、今回のお題で海繋がりなら空にもあるなと気付いて書く事が出来た作品です。 エブリスタでの、人との繋がりがなければ書く事のなかった作品かも知れないと思うので、嬉しさもより深く感じます。
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