藤白 圭

西さん、妄想コンテスト、優秀作品おめでとうございます。 人は何をもってして「人」というべきなのか。 魂? 器? 記憶? それとも、その全て? いいや、それ以外の何か要素があるのであろうか? クローン技術や記憶媒体の移植等、医療や科学が進歩して、この物語に書かれてあるようなことが現実味を帯びている中、それらに対する注意喚起のような部分も感じたりもしました。 自らの出生の秘密を知ってしまった彼女の、誰にも言えない孤独と、「自分とは?」という意志の葛藤。 人は子孫を遺すことだけが大義ではないと思わせてくれる一方で、人としての幸せを感じることが出来なくなってしまったのではないかという主人公の悲しさに心が痛みました。 宇宙という海に体を漂わせ、「人」ではなく、宇宙に解けて「無」になる。 SFであり、どこか宗教的概念をも感じられる深い作品。 西さんの描く世界はどこまでも広がっていくので、いつも圧巻です。
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快紗瑠さんへ 今晩は。 レビューにお祝いコメント有り難うございます。 m(__)m クローン技術は家畜やペットでは応用されているのですよね。 人は倫理観によってまだないですが、思想の傾き方によっては有りそうです。 SFでは良く出てくるクローン問題ですが自分なりに書けました。 深く読み込んで頂き嬉しいです。 (^^)
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西さんの作品はガチで好きなので。 これからもこっそりストーキングしてますよwww←やめなさい
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