神乃木 俊

 シンノウマキヤさんへ  こんばんわ。『フィルム1945』を読ませていただいて一日が経過し、伝えたいことが出て参りましたので、これを認めています。  私が新たに伝えたいと思ったことは、シンノウマキヤさんの取材力の高さと剛胆さです。  私は想像力は創造力だと思っていますので、想像力は大切なものと感じていますが、それは闇雲に想像すれば良いというわけではないと思っています。  より良い想像を生み出すためには、多くの書物を読み漁り、取材に出かけて、ときには頭を下げて第一人者の話を傾聴する必要があると思っています。  『フィルム1945』の根底には、しっかりと下調べした痕跡が残っているように感じました。そしてそれが物語になっている。これは並大抵ではないと思います。  そして表現が狭まっていると言われている昨今で、この小説を書かれた意義は非常に大きいと思います。作品の好嫌を越えて評価されるべき作品だと、私は考えています。  今回の作品を拝見し、私はますます尊敬の念を強くしました。  今後掲載する、または公募に送る作品の仕掛けのなかで、医学・生化学・生理学が関わるもので頭を悩ませるものがありましたら、私にご相談ください。  時間は掛かるかもしれませんが、なにかお役に立てるかもしれません。  ますますのご活躍を期待しています。
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神乃木俊さん 温かいメッセージをありがとうございます。 取材といっても、私は、好きなことをしているだけです。 本を読んだり、人と話したり、得た知識から、出来ること(トリックや 人生の危機の打開策)を考えたりするのが楽しくて仕方ないんです。 こうやって神乃木さんの作品を読んだり、コメントを交わすことも すべて、取材で、創作の材料です。 今、書いている作品には、エブリスタで知り合った多くのクリエイターさんがモデルになっています。 そして、今回の「フィルム1945」には10年、いつかテーマに書こうと 心に留めて読んできた資料や取材、その中の人々が、主人公を作り上げてくれました。 多くても少なくて
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