空松かじき

 借金を返すためにコンビニ強盗を決意した主人公。が、行く先々で想定外のことが起こり、実行できない。四度目にしてようやく実行できるも、成功の喜びに浸ってつかまってしまう。なんともマヌケな話である。  この話のおもしろい点は、次々と出てくる想定外の事態だ。すでに先客(コンビニ強盗)がいたり、店員が友達だったり、という調子で進む。最後には、なんと強盗に入ったコンビニの店員と祝杯をあげてしまうのだから。  それゆえに、祝杯のシーンの描写がないのは少し惜しまれる。一読者としては、このシーンをぜひ読んでみたい。
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レビュー、ありがとうございます。 今回、いろんな意見が聞けまして、これぞネットならではというメリット。参考になります。

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