河内はろん

しっとりと、淡々と語られる中に、壮絶な思いを感じます。 愛する人を永遠に失う悲しみ・・ 言葉にするには、及びつかないほどの悲しみが文章から溢れ洩れ、とても平常心では読み進めることができそうもありませんでした。 住職の最後の言葉のように、残されたものにはまだ進むべき道が残されていて、嫌でも前を向かなくてはならない。 時間は止まることなく流れ、そしてその中で主人公は生きている。 なんて尊いことなのでしょうね。 生きているということは。 前を向き懸命に道を進むであろう主人公にエールを贈りたい気持ちになりました。
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素敵なコメントをいただきありがとうございます。 ただ素直に嬉しいです。
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