空松かじき

 最初の一文で不意を突かれ、笑ってしまった。  タイトルでわかるとおり下ネタである。  ち◯こが台風にかっさらわれる。この不条理な設定が僕のツボにはまったせいかもしれない。が、真に面白いのは、台風が去ったあとの惨事である。  どうやらち◯こをかっさらわれたのは主人公だけではなく、何人もいるようだ。道路に無数のち◯こが散らばっている。そこで主人公のち◯こを奪いあう男たち。なぜか? デカいからだ。ここに男の虚栄心が表れているように感じた。  とにもかくにも、バカバカしくも笑わせてくれる作品だった。  最後に。ち◯こを奪いあっていたのがもし女だったら、また違った展開になっていただろう、とゲスな考えがよぎったことも附記しておく。
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こんな、普通の人なら眉をひそめて通り過ぎるような作品に、コメントをいただき、ありがとうございます。 真面目に馬鹿をやる、というのがこの作品のコンセプトの一つでありましたので、それを気に入っていただけたようで嬉しく思います。 たしかに、女性がちんこに群がるというストーリーだと、いろいろと変わってきそうで面白そうですね。 今度書いてみようかな。

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