でん(休)

端正なる恐れ。 そのままうっとりと見つめ続けていたくなるように魅入られる恐れとでもいいましょうか。 丹念に重ねられた心理描写や情景描写が、わずか二頁に独特の世界観を浮かび上がらせます。 思えば、タイトルを目にした時点で既にとらわれていたのかもしれません。 わらうでも、笑うでも、ない。まさに「嗤う」神主の掌中に。 畏れにも似た恐れの感覚がとても心地よい作品でした。
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ありがとうございます! レビューのほうが丹精込められていて恐縮です。 長編の入り口、のような感じになりましたが それはそれで成り立つかなと。
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