ぅりょうち

イノセント 完結おめでとうございます! 私はこの作品で、初めてつぼみが抱える半陰陽という病気を知りました。 心と身体の非常にデリケートな病気である上に、家庭環境や琥珀との歪んだ関係、未来に絶望して自殺まで考えてしまうつぼみに心が痛くなりました。 死に場所にと選んだ屋上で出会ったキリ。彼も特殊な家庭環境に育ってきた中で、心も身体も傷付けられていた。 二人が出会った時がドン底の時だったから、普通は話したくないことまでさらけ出せ、相手を受け入れることが出来たのかな。 二人が再会して恋人となり、自分自身と逃げずに向き合い、全力で相手を支える二人の姿に絆が深まっていくのを感じました。 特につぼみが過去のトラウマを克服しようと立ち向かう勇気と、それを受け止めるキリの愛情の深さはすごいと思いました。 キリだから受け止め、協力出来た荒療治じゃないかと。 キリと母のアン、つぼみと琥珀。 それぞれ和解し、キリとつぼみも将来を約束してハッピーエンドになって良かったです♪ もう少し琥珀が悪あがきをするかとも思ったのですが、案外あっさり手を引いて拍子抜け。 あ、小物ってこういうところ!?って思いました。 執筆お疲れ様でした*\(^o^)/*
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ぅりょうちさん 素敵なレビューをありがとうございます! 仰る通り、自分の問題を自分独りで解くことはとても難しく、時には命を諦めるぐらい思い詰めてしまうこともあります。でも、たった一人でもその苦悩を共有できる相手に出会うと、人は強くなれる。その人に出会うかどうか、出会ってもそれと気付けるかどうか、そういう儚さと強さを描きたいって思っていたので、わかって頂けるコメントがついて本当に浮かばれました。 ぅりょうちさんの感性、すばらしいです! ツカサとアン夫婦の愛の課題は、どこまで相手を受け入れられるか?でした。結婚て相手の人生丸っと受け入れることです。増してや子供を授かったなら、簡単には投げ出せませ
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Suikoさん返信ありがとうございます!! 詳しい解説を好きな作家先生からいただき、すっごく嬉しいです(泣) しかも感性がすばらしいなんてお褒めいただいて、ちょっといやかなり心臓がバクバクしましたー!!(//∇//) ありがとうございます。 人は一人では生きていけない。ピンチの時は助けを求められる誰かがいるか。たった一人でもそれは救いになり、強さになる。 まさしく、キリとつぼみだったと思います。 キリの父ツカサが家出をした時は、そういう存在がなかったのですね。 アンとツカサ夫婦とクリス。表面的にはふしだらな三角関係に見えるけれども、本質は絶妙なバランスで保たれている彼らの幸せのカタチなんだ
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