二瀬幸三郎

二瀬幸三郎です。 戦前世界をモチーフにしつつ、魔法と科学技術が融合した世界観への拘り、そして、その世界に広がる鉄道、列車への思い入れが強く伝わり、町並みや駅の光景が目に浮かんできます。 軍隊という題材を用いつつ、それでいて戦争そのものを題材としないところが、物語として地味になっておりますが…… それが良い味を出しております! 物語の主人公である、グリィ=クマ=平佐衛門を中心とした、慕う人、愛する人、助ける人、通りすがる人、そして仇なす輩が交錯する人間模様で綴られるドラマこそ、この物語の全てであります。 また、ネネとアン……不老不死となり、故に悩み、哀しむ姿も印象的です。一見、甥を知らないことで女性としての願望を果たしたように見えても、愛するものと同じ時間を過ごすことが出来ないのは、もはや呪いのそれに等しいものです。 そんな人々の、ゆっくりと、それでいて確実に前へと進む物語、それが本作の魅力となっております。 それでは
・1件
遅くなりましたm(__)m 当作品を描いて本当に良かったと感激するレビューを頂戴し、誠にありがとうございます。 表現したかった事柄と想い。 特に力を入れて描いた場面。 それらに嬉しい御言葉を頂戴した上に高い評価を頂き、重複致しますが当作品を描いて本当に良かったと実感致しております。 この物語を描いたきっかけは、白國つばめ様主催のイベント『架空世界に住もう』に参加したのが始まりでした。 白國様曰く、スワロー国のイメージは昭和30~40年代の日本を元に描かれたそうですので、扶桑国は昭和10年代辺りをイメージしてかなり自由に描かせて頂きました。 機会がございましたら、是非とも白國つばめ様
1件

/1ページ

1件