虐めを受けてはけ口を失い、自殺や復讐を考える主人公の経緯や、自宅に引きこもったりコミュ障に陥ったりする描写は、とてもよく伝わって来ます(本当にそうなるので) またサソリの遣い魔も、主人公の孤独を和らげる存在として立っていますし、普段からよく面倒を見られていらっしゃるんだと思います。 その結果、自分には仕事がない、特技がないと自己否定する主人公が自己肯定に変格するストーリーでありながら、自分の本当の魅力に気付いていない。等身大の人間を描いてる印象を受けました。 一点。新たに導入されたルビ機能の使用をお薦めします。 ・・ あれ← こう書きたかったのかなと手前味噌ながら思ったので。 作者さまも、主人公同様、本編に至るまで大変な苦労や辛酸な思いをなさったように思います。応援しています。
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