狭山直人

まずタイトルを見て「あれ?」と思いました。 「ホラーが苦手」を公言するこの作者様が、「死体の隣で寝る」??ーついに新境地を開発か?! そう思い読み進めたところ、これは夫婦の絆、純愛を綴った、珠玉の一作でした。 仕事から帰ると、妻が倒れていた。あわてて救急車を呼ぶ夫。おそらく、妻はもう助からないー。 シリアスな展開に、読者は引き込まれていく。 妻が死んだあと、夫は妻が重い心臓病を患っていた事を知る。どうして気付いてあげられなかったのか、自分を責める夫。妻帯者としては、身に詰まされるシーンである。 妻を自宅に連れて帰り、妻がキレイに洗濯してくれた自分の布団に寝かせる。そのあと夫は、愛情に満ちた妻からの最後のメッセージを見つけるー。もう涙なくしては、読めない。 そして、タイトルのシーンになる訳だが、死んだ連れ合いの隣で寝るというのは、残された方にとっての、最後にして最大の愛情表現なのだという思いを強くしました。 作者様の愛情深いお人柄の一端を垣間見る事が出来る、心に灯がともるような、暖かい作品です。
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ったたたたたっっ!!(ニャル子が走ってくる音).狭山さんっ!! 寝相の良すぎる息子君の蹴りで目を覚ましたニャル子さん、なんとなくスマホをイジイジ...すると仰天!レビューがついてるではありませんかぁ!!! 狭山さん、あなたという人はなんとお優しい方なのでしょうか! こんな短編にも隅々まで目を通してくださり、その上にとても温かなお言葉の数々...。身に余る光栄です! 狭山さんのレビューこそ涙無しには読めませんでした(´;ω;`) 本当に、本当にありがとうございます!
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フッフッフッ… ニャル子さん、北朝鮮のミサイルと狭山のレビューは、いきなり飛んでくるんですよ。(笑)
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