とても短いお話ですが、思い切り引き込まれてしまいました。 これはきっと魔物だ。嘘だ。 そうは思っていても、その声が大切な人のものならば、会いたいと思っていた人のものならば、どうするのだろうか。 もしも、ほんの僅かであっても、魔物でない、本物だという可能性があるのなら、わたしなら会ってしまうかもしれないと思いました。 例え殺されてしまうかもしれなくても、偽者でも、魔物であったとしても、それでも会いたいと、構わないと思い、迎え入れてしまうかもしれない。 悲しく切ないお話でしたが、男は死の間際、どのような気持ちになったのだろうかとも考えてしまいました。 悲しみを抱いて終えたのか、裏切られたと恨みながら死んだのか、それとも、偽りであっても一目会えて良かったと、満たされた気持ちになったのか。 余韻の残るお話です。
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しまさん、素敵なレビューをありがとうございます、深く深く読んでくださり、とても嬉しいです。 百物語、という言葉から、昔話っぽいのを書いてみたいなーと思い、書いてみました。 1200字以下にすべく、削りに削り(200字以上削りました笑)、ああ、せめて1300字が上限だったらなぁと(^^; でもしまさんは、その削った部分も読んでくださったんですね! しまさんのレビューにほろりとしました。 ありがとう(*^^*)
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ひゃー。布さんの作品を読めるだけでもとても嬉しいのに、さらに嬉しいお言葉をいただけて、とても幸せです。 (ノ∀`*) 布さん、本当に色んなジャンルいけるのね。 こういう昔話っぽいのも好き。まさに百物語の雰囲気☆ もう1つ小説見つけちゃった♪ また読みに行きますヾ(≧∀≦)〃
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